ボールの打ち出し角度とボールに与えるスピン量に影響する。
数値が少ないほどバックスピン量が少なく増えるほど多くなる。
普通の男性で10.5度前後。
パワーのないシニアや女性で13〜15度位が一応の目安。
数値が多い(アップライトライ)とボールがつかまりやすく左へ行きやすい。
数値が少ない(フラットライトライ)とボールがつかまりにくく右へ行きやすい。
ボールのつかまり具合に影響する。
ヘッドが大型化で、まず0度のドライバーは、初心者やスライスボールしかでないゴルファーには向かない。
+数値が多いものほどスライスボールがでにくい。逆の場合はフックがでにくい。
+1.5度などと表示されるが左側の角度(フェイスが左を向いている)を示す。
ボールを左へやりたくない場合は0から+0.5度位のものを選ぶ。
ボールを右へやりたくなければ+1以上を選ぶ。+が多いほど右へ行きにくい。
ドライバーに関しては、慣性モーメントを上げるため(スイートエリアを広げる)年々大型化が進み、ルール限界の460ccまで進んでいる。弾道や飛距離が安定するメリットがあるが、ただ大きければいいというものではなく、ロフトやフェース角等、との兼ね合いを見るべきだ。
シャフトの硬さを表す基準。
従来の方法ではバット側(太い方)を固定し、チップ側(細い方)の基準点に一定の錘を下げ、その曲がり具合で硬さの度合いを記号で表す(フレキシングボード)。
但し最近では振動数や、ヘッドスピードで示すところもあり統一はされていないが、振動数を取り入れているところが増えている。メーカーにより基準がマチマチなので、振動計の数値が工房にとって大変参考になる。
当工房も当然備えている。
下の表は一般的によく表示されているものだが、おおよその目安として参考のために記しました。
記号 | 硬さ | 対象 | ドライバーの平均距離 |
---|---|---|---|
XX | Xより硬い | 超パワーがある男性 | 280ヤード以上 |
X | 非常に硬い | 非常にパワーがある男性 | 260〜280ヤード |
S | 硬い | パワーのある男性 | 240〜260ヤード |
SR | やや硬い | ややパワーのある男性 | 220〜240ヤード |
R | 普通 | 普通の男性 | 200〜220ヤード |
A | やや柔らかい | やや非力な男性 | 180〜200ヤード |
L | 柔らかい | 非力な男性・女性一般 | 180ヤード以下 |
グリップの穴(内径)の大きさ。
グリップの外径が同じであれば数値が少ないほうが厚みがあり、装着すると太く仕上がる。
但しレディス用は外形自体が小さいので細く仕上がる。60が標準58は太め、レディス用は56。
グリップの背中側にふくらみがあり指が引っかかりやすくなっている形状のもの。
サイズの数字の次にRの表示がある。(例:M60R)
無いものは引っ掛かりがないので、にぎる位置が自由に変えやすいのが特徴。
ウエッジなどでフェイスを自由に開閉して使いたい向きには良いという人がいる。